石油の里
石油は私たちの暮らしになくてはならないエネルギー資源です。
新潟県では古くから石油を産出しており、明治時代に入ると全国有数の産油県となりました。特に、日本一の産油量を誇った新津油田のある新潟市秋葉区は「石油の里」として知られています。
新津油田は平成8年(1996年)に石油採掘を終えました。しかし、金津地区にはやぐらやポンピングパワーなどの石油産業に関連する施設や石油王と呼ばれた中野貫一の邸宅(中野邸記念館)などが残り、石油採掘で栄えた時代の面影をしのぶことができます。
平成19年、新津油田は「日本の地質百選」に選ばれ、石油の里公園に残る施設(産業遺産)は経済産業大臣によって「近代化産業遺産」に認定されました。そして平成30年に「新津油田金津鉱場跡」は、近代の石油産業に関連するものでは初めて国の史跡に指定されました。
- 新津油田
- 石油王中野貫一
- 石油の里公園(周辺施設案内)
新潟市秋葉区金津1193番地ほか - 国指定史跡「新津油田金津鉱場跡」
- 石油の里に残る産業遺産
- ポンピングパワー
- 里山ビジターセンター及び古代館
- 煮坪・熊沢トンネル周辺(草水町2ほか)
- 第14回 石油文化に関する市民講演会「新潟と天然ガスそして持続可能社会」
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