第312号(令和2年4月5日) 1ページ
最終更新日:2020年4月5日
令和2年度 特色ある区づくり事業 秋葉区の取り組みをご紹介
区の特色を生かしたまちづくりを進めるために実施する秋葉区の取り組みについてご紹介します。
子育て支援や介護予防、高齢者や障がい者への支援の強化など、すき間のない福祉のまちづくりを進めるほか、地域資源を生かし、市民との協働によりまちなかの活性化と交流・定住人口の増加を目指します。
問い合わせ 地域総務課 管理財務グループ(電話:0250-25-5480)
特色ある区づくりを推進
うるおいとやすらぎのあるまち
◆優歩道歩いてみ隊 250万円【新規】
新津川・能代川沿いおよび秋葉公園などの遊歩道をより使いやすくし、魅力向上を図るとともに、区民協働による環境保全に取り組みます。
歴史と個性を活かすまち
◆文化遺産の情報発信 52万円【新規】
秋葉区の歴史や文化遺産に対する理解を深めるため、情報を区内外へ発信し、魅力を活用することで地域の活性化を図ります。
◆アキハの宝 こども探検ツアー 35万円【新規】
秋葉区の宝を地域や団体と連携し、発見、体験の場として活用することにより、子どもたちのふるさとへの愛着と誇りを醸成します。
◆アキハスムプロジェクトvol.2 270万円
区の魅力をブランド化し、発信することでシビックプライドを醸成し、市民活動に取り組む新たな人財を育成します。また、移住定住のための仕組みづくりなど、地域主体によるまちづくりを推進します。
◆アキハ レール浪漫〈ren-ketsu〉 95万円
新津の鉄道に関する地域の宝を活用し、かつ阿賀・会津との観光連携の促進により、鉄道の街への愛着と誇りを育むとともに、まちなか活性化と交流人口の増加を目指します。
生み出し活かすまち
◆『あ!キハ観光案内所』出発進行! 212万円【新規】
新津駅に案内所を設置し、訪れた方々に区内施設やイベントの情報を届け、観光案内に携わる観光事業体の創出を図ります。
◆アキハもち麦推進 100万円【新規】
機能性に注目が集まる健康食「もち麦」を地域ブランドに発展させることを目指し、販売・消費拡大等の支援を行います。
◆アキハ里山「音楽+アウトドア」体験 70万円【新規】
音楽とアウトドアで里山の魅力を体感する音楽イベント「秋の音」に移住者情報の提供ブースを設置し、主として子育て世代の家族移住の入り口を設けます。
◆アキハチャレンジ!社会起業家 発掘・養成【70万円】
区内の地域資源を生かして起業する人財を育て、魅力的なビジネスを区内に生み出すとともに「起業するなら秋葉区で」というメッセージを区内外に発信します。
楽しく元気なまちなかとやさしさのあるまち
◆アキハで認知症サポートネット 55万円【新規】
認知症に関する知識の普及・啓発を行うとともに、区内の関係機関との連携をすすめ、認知症高齢者やその家族に優しい区を目指します。
◆アキハで子育てサポート 455万円
子育ての不安感や孤立感を軽減し地域で安心して子育てできるようにさまざまな事業を実施します。
◆「つながる」「つなげる」障がい者支援 80万円
障がい者への適切な支援に必要な情報を共有する仕組み作りと保護者支援を推進します。また、施設で生産している授産製品の周知・販売の支援を行い、障がい者への理解促進を図ります。
◆地域ぐるみでフレイル予防 97万円
フレイルを予防し、健康寿命の延伸を図るため、地域で住民が支え合いながら予防活動を継続できるよう支援します。
花のまち・食のまち・育てるまち
◆花が迎えるまちづくり 150万円
R403号フラワーロードを季節の花や宿根草で彩り、緑を大切にする心を育むとともに、「花のまち秋葉区」のイメージをアピールします。
◆アキハ花一番PR 367万円
遠方へ出荷する鉢花の輸送支援社会実験を行います。また、新津駅や商店街を鉢花装飾し、まちなかの美観向上と交流人口の増加を図ります。
◆稲架木で地域農業活性化の推進 80万円
満願寺稲架木並木を活用した昔ながらの米づくりを体験することで、農業や食への関心を高め、農業者を応援したくなるきっかけを作り、地域農業の活性化を図ります。
その他の主な事業
◆土砂災害地域防災行政無線整備 2,200万円【新規】
秋葉区の土砂災害が想定される地域において、緊急時に避難情報を確実に伝達し、迅速に避難できるよう、同報無線を整備します。
◆「育ちの森」移転整備 460万円【新規】
老朽化の著しい子育て支援センター「育ちの森」について、移転整備に向けた設計を行います。
新年度のごあいさつ
春の花で ときめきと安らぎを
春の陽ざしやわらかな4月を迎えました。梅や菜の花、桜に水仙も咲いて、常に緑豊かな秋葉区の風景を今年も彩っています。
進学・進級・就職などがあり、フレッシュな気分で人々の行き交う春らしい様子が、今年はどこか違って感じられるのは、ここ秋葉区も例外ではありません。
感染症対策による学校や施設の休止、イベントや外出の自粛など、日常生活と経済への影響が生じており、区内ではこれを少しでもプラスに転じようと、個人や地域、各機関や団体、企業が一致協力する姿があります。
切り花などで本来この時期に大きな需要のある花き産業からは、チューリップの寄贈や安価提供の申し出があり、積極的な購入で応える輪が広がっています。また歓送迎会などのキャンセルが相次ぐ飲食業では、サービスの工夫と、それを小規模の会食やお昼の弁当注文で支える動きが見られます。
こんな春こそ、秋葉区の花を身近に飾り、いつも心にときめきと安らぎを感じながら過ごしていきましょう。
影響の回復とともに、今年もアキハスムプロジェクトを始め、特色ある取り組みによって、さらに活気と魅力あふれるまち秋葉区を目指します。皆さまのお力添えをお願いいたします。
秋葉区長 夏目久義