新潟すいか
最終更新日:2021年7月13日
シャリッと甘い砂丘育ち
6月中旬から7月下旬にかけて出荷される砂丘地産のすいかです。
太陽の恵みを一杯に受けて1個ずつ丁寧に育てられ、甘くてシャリ感のある味わいは太鼓判を押されています。
出荷期間:6月上旬から7月下旬
生産地区:北区南浜地区、西区赤塚・坂井輪・内野地区
作成者:公益財団法人 食の新潟国際賞財団
こぼれ話
その栽培の歴史は古く、明治中期に作付けされた“枕型のすいか”が始まりとされています。昭和28年頃から作付面積が増え始め、栽培技術の飛躍的な進歩や生産者のたゆまぬ努力もあって、今日、早期出荷の産地として確立しました。
余談になりますが、すいかには何故、独特の縞模様があるのでしょうか。それにはこんな理由もあるとか。
すいかの原産地をたどると、アフリカのカラハリ砂漠付近に行き着きます。過酷な環境の砂漠では、種を少しでも条件の良い土地へ運ぶことができなければ生き残ることはできません。そんな中、すいかが自らの種をできるだけ遠くに分散させるためにとった方法とは。
それは、果実を鳥類に食べさせ、糞とともに種を新天地に落としてもらうことだったのです。しかしいくら鳥類といえども、上空からすいかを見つけるのは大変です。そこで、すいかは、黒い縞模様をつけることで自らを目立たせ、鳥類に発見され易いようにしたのです。生存競争の中で、縞模様は鳥たちへのサインだったのです。
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