するめいか

最終更新日:2012年6月1日

とれたて朝いかの味は産地の贅沢

初夏、佐渡周辺に「するめいか」が集まり、新潟市の産地市場は6月に全国一の水揚げとなります。

真夜中に釣り上げられ、まだ身の透き通ったするめいかが箱詰めされて早朝の市場に、次々と水揚げされます。この頃のするめいかはまだ若く、身が柔らかで甘みがあり、朝の新鮮なうちに細造りにした「いかそうめん」は産地新潟ならではの贅沢です。

すしといえば新潟。米酒魚三拍子そろったおいしい鮨が味わえます。

するめいか水揚げ

とれたての「するめいか」は煮ても焼いてもソテーでも極上。独特の甘みとやわらかい食感がたまりません。

大きいものを刺身にすると、不味で噛み切れない硬い食感になりますが、6月頃のするめいかはまだ若く身が薄いため、朝とれたてのものを刺身にすると、つるりとしたやわらかい食感とさらりとした甘みが絶品。鮮度が落ちやすく味も変わるので、産地ならではの「朝いか」を食べたいものです。朝の「いかそうめん」や「肝合え」は、産地でしか味わえない贅沢です。

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