中央区役所だより 第314号(令和2年5月3日) 1ページ
最終更新日:2020年5月3日
地域の安全は地域で守る
日頃から防犯や見守り活動に力を入れている地域の中で、今回は、入舟地区の積極的な取り組みを特集します。
青色防犯パトロール
お住まいの地域や外出先で、青色の回転灯を装着した車が走っているのを見たことがありませんか。この活動は「青色防犯パトロール(青パト)」と呼ばれ、地域の防犯力向上のため、日々活動しています。
「青色防犯パトロール」とは?
一般の自動車に回転灯を装備することは法令で禁止されていますが、一定の条件を満たす団体は、警察への申請をしたうえで、自家用車などに青色回転灯を装備し、自主的な防犯パトロールをすることができます。
対象となる団体
警察への申請の対象となる団体はいくつかありますが、そのうちの1つに「市町村長から防犯活動の委嘱を受けた団体」も含まれています。
市では、自主防犯パトロールを行う団体への青色防犯パトロール活動の委嘱と、委嘱した団体への青色回転灯の貸与を行っています。詳しい手続きについては、問い合わせてください。
問い合わせ 総務課(電話:025-?223-7065)
青色回転灯を装着した車
活動団体へ委嘱状を贈呈
令和2年4月1日から令和4年3月31日までの2年間、青色防犯パトロール活動を行う団体への委嘱状贈呈式が、先月、区長室で執り行われました。区長から委嘱状を贈呈されたのは、西湊町通三・四自治会長の阿部幹雄さん。
阿部さんはこれまでも、日和山小学校の登下校時の見守りを中心に青色防犯パトロールに取り組んでおり、引き続き、警察や市と連携して活動していきます。阿部さんは、「地域の安全と子どもたちを守りたいという一心で、パトロールを続けてきました。あと2年は頑張りたいと思いますが、私の活動を見て、青パトを引き継いでくれる人がいると嬉しいです」と話していました。
登校時の見守り活動に密着しました!
入舟地区を含む日和山小学校区では、児童が登校する際に、地域ぐるみで見守り活動を実施しています。取材した4月9日の朝は、新1年生が入学間もないこともあって、保護者が付き添って登校する姿が目立ちました。また、通学路となっている交差点の多くで、見守りに携わる地域の人が立っており、地域全体で子どもたちを大切にしている雰囲気が伝わってきました。
保護者、在校生、地域の人など多くの人が見守ることで、新1年生は安心して登校できます。
青パト運転手の阿部幹雄さん(下写真で緑のベスト着用)は、登校時の見守りにも熱心に取り組んでいて、日和山小学校の児童からは「あべちゃん」の愛称で親しまれています。