中央区自治協議会だより 第25号(令和2年11月15日) 3ページ
最終更新日:2020年11月15日
自治協議会とは?
地域と市・区役所をつなぎ、住みよい中央区のまちづくりを推進するために、地域の代表や有識者などで構成されている組織です。全体会議と4つの専門部会で話し合い、地域の課題解決に取り組んでいます。
専門部会と担当分野
- 第1部会 商店街・産業・まちなか回遊・交流人口
- 第2部会 協働・健康・福祉
- 第3部会 教育連携・社会教育・防災・防犯・歴史・文化
- 第4部会 都市機能・まちなみ・生活環境・水辺・緑化
全体会議 主な議題
今年度は新型コロナウイルス感染症の影響により、第1回、第2回は書面開催としました。第3回(6月)からは、運営ガイドラインを策定し感染拡大防止に配慮しながら会議を行い、特色ある区づくり予算やコミュニティセンターの移転などについて意見を出しました。
全体会議 次回の開催案内
日時 11月25日(水曜)午後3時から
会場 市民プラザ(NEXT21・6階)
傍聴者の定員 先着10人 ※議題は、市役所本館や東出張所、南出張所に掲示するほか、区ホームページに掲載します。
こんな活動をしています
第1部会 古町・本町商店街に関するアンケート調査を実施
賑わいのあるまちづくりに役立てるために、昨年度「古町・本町商店街に関するアンケート調査」を実施しました。調査結果は商店街で参考にしてもらうほか、市の関係部署にも提供し、まちづくりに役立ててもらう予定です。
調査の概要
調査対象 区内の満18歳以上80歳未満の男女2,000人を無作為抽出
調査時期 令和2年1月14日から2月3日
回答率 41.9パーセント
調査結果(一部抜粋)
(1)古町・本町商店街への訪問目的
「行政・金融機関」(34.2パーセント)の割合が最も高く、以下「食材や日用品の買い物」(32.4パーセント)、「服飾や嗜好品の買い物」(29.4パーセント)などとなっている。
(2)古町・本町商店街の魅力
「アーケードがあり歩きやすい」(45.9パーセント)の割合が最も高く、以下「好きな店舗がある」(31.1パーセント)、「街並み・雰囲気」(30.6パーセント)などとなっている。
こんな声もありました
古町・本町商店街の理想の姿
- いろいろな年齢層が集まり賑わうまち
- 昔のように人が多く集まる活気のあるまち
- 休憩場所があって、車が入ってこない老若男女が自由に過ごせるまち
- 特別な理由がなくても行きたくなるまち
- 古町・本町で1つのまちとして統一感があるまち
※調査結果は市ホームページから見ることができます。
ランチマップも作成中!
今年5月、古町ルフルに市役所の機能の一部が移転。働く人が増えたことから、古町・本町地区のランチマップの作成に取り組んでいます。今年度内の完成を目指し、完成後は広く配布する予定です。
完成イメージ
第2部会 福祉活動を行う団体と地域課題を解決 子ども食堂の活動をサポート
福祉分野における地域課題の解決につながる取組みの募集に対し、学生主体で子ども食堂を運営している新潟青陵大学の団体「そらいろ子ども食堂」から、コロナ禍での子どもの生活支援について提案がありました。自治協委員が広報、物品寄付企業の紹介、非接触型体温計や消耗品の経費補助などのサポートを行い、子どもたちへ食品配布をしました。当日は、親子の楽しそうな姿や主催する学生の元気な姿を見ることができました。
7月26日、子どもたちに配布した食品
まだ募集中 With(ウィズ)コロナにおける福祉分野の取組みをサポート 自治協委員と一緒に地域課題を解決しませんか
募集内容
対象事業 区民を対象に区内で実施する取組み
対象団体 非営利団体 ※政治・宗教に関する団体は除く
事業費 1団体あたり上限10万円の範囲でサポート
選定方法 書類審査、面談を実施
申し込み 12月31日(木曜)までに地域課(電話:025-223-7023)へ申請書を提出 ※募集チラシ・申請書は地域課窓口または区ホームページから入手できます。
第3部会 新潟の歴史から学ぶ防災まち歩き 授業に役立つマニュアルを作成
小学校の授業に役立ててもらうため、新潟の歴史から学ぶ防災まち歩きからマップ作成までの流れをまとめた指導者用マニュアルを作成しています。マップの名前は、「みまもるマップ」に決定しました。地域の普段気がつかない短所・長所を「見つける」という意味のほか、「看る」「診る」「観る」など、様々な意味を持つ「みる」という言葉を使い、名付けました。今は、マニュアルの最終調整をしているところです。
マップ作成の様子
第4部会 空き家問題の解決に向けて
三世帯同居は減少し、高齢者世帯が亡くなれば空き家となる状態が増えています。若い世帯もやがては高齢となり、空き家が更に増えていきます。空き家問題は個人や家族の問題ではなく、地域全体の問題です。部会では問題解決の一助となるよう、委員研修会を開催する予定です。研修会では問題意識を共有し、地域として解決への糸口をつかんでいきたいと思います。
編集部会より
コロナ禍により、今年度は各部会のスタートが遅れましたが、新しい生活様式に合わせて事業計画を見直し、活動内容がまとまりました。まだまだ続くこの環境の中、模索しながら活動していきますので、よろしくお願いします。
部会長 三國和俊