中央区自治協議会だより 第26号
最終更新日:2021年3月21日
第7期中央区自治協議会間もなく任期満了
2年間の活動を終えて
第7期中央区自治協議会は、第6期で定めた方向性を踏まえて会の運営を行い、地域課題の解決に取り組んできました。
しかし、今期後半は新型コロナウイルス感染症の影響で活動の中止や、書面開催の形を取らざるを得ない状況となりました。昨年6月から再開した部会活動も、依然としてコロナ禍で思うような取り組みをすることが難しい状況でしたが、感染症対策を十分行いつつ事業内容の見直しなど、柔軟に対応したおかげで、大きな混乱もなく実施することができました。
最後に、委員の皆さんとご協力いただいた全ての関係者の皆さまに心から感謝申し上げます。
中央区自治協議会
会長 外内光春
受付での検温・消毒、広い会場(市民プラザ)での会議開催など、感染症対策を講じて活動しました。
部会活動を振り返って
第1部会 商店街・産業・まちなか回遊・交流人口
古町・本町商店街の活性化に向けて
令和元年度に実施した「古町・本町商店街に関するアンケート調査」の中で、若い世代から関心が高かった「飲食」をテーマとしてPRすることを考え、地元商店街と協働で「ランチマップ」を作成しました。
古町地区の百貨店は閉店しましたが、新たに古町ルフルがオープンし、ふるまち庁舎および中央区役所の職員と来庁者で多くの人の流れが生まれています。
コロナ禍により行動に制約が生じていますが、特に影響の大きい飲食店への一助となればと期待しています。
部会長 樋口悦雄
ランチマップ展示
完成したランチマップのパネル展示と配布を行っています。ぜひお越しください。
日時 3月31日(水曜)まで
会場 NEXT21・1階アトリウム
※展示期間終了後は地域課窓口で配布します。また、ホームページからも見ることができます。
第2部会 協働・健康・福祉
福祉分野の取り組みをサポート
「地域でつくろうささえ愛支援事業」として、福祉分野の新しい取り組みを募集し、自治協委員がサポートしました。
予定していた事業がコロナ禍で中止になったこともありましたが、感染症対策に配慮した3件の事業を支援することができました。新しい取り組みが、今後も継続した事業となるよう期待しています。
部会長 大竹順一
「子どもたちに元気を配ろう!プロジェクト」での大学生による食材配布
子育て世代交流会でのバルーンアート体験
最後のサポート事業 交流型障がい者アート展 にじいろフェア開催
日時 3月27日(土曜)午後1時から4時
会場 東地区公民館
内容 レクリエーション(ボッチャ体験)、アート作品展示、音楽鑑賞、ほか
問い合わせ ピアサポートグループほほえみの木・藤巻(電話:080-5903-8518)
第3部会 教育連携・社会教育・防災・防犯・歴史・文化
小学校の授業で活用 防災・歴史まち歩きマニュアルを作成
「子どもを守る・育てる 新潟の歴史から学ぶ防災まち歩き」をテーマに、白山地区のまち歩きを実施し、小学校の先生向けのマニュアルを作成しました。
当初予定していた小学生と一緒に活動することは新型コロナウイルス感染症の影響で実現できず残念でしたが、部会内で防災講座を受けたり、マップを作成したことで私自身も大変勉強になりました。
部会長 後藤知恵
地図(みまもるマップ)作成のようす
完成したマニュアル(市内の小学校に配布後、市ホームページに掲載予定)
第4部会 都市機能・まちなみ・生活環境・水辺・緑化
住環境の再生 公共交通・空き家問題への取り組み
令和元年度は「バスを中心とした公共交通」の必要性を学習し、利用促進のためのチラシ作成や公共施設へのバス案内表示の掲示活動を実施しました。
令和2年度は「空き家問題」を課題に検討を行い、自治協議会にて研修会を開催した上で、市民の空き家問題の認知度向上のためのチラシを作成しました。
部会長 佐藤雅之
チラシは自治会・町内会へ4月頃配布予定
委員研修会を開催 空き家問題は地域の課題!?
昨年11月に行った研修会では、空き家の専門家からの講義とグループワークを行い、地域の意見をまとめました。
研修を通して、空き家問題は個人だけでなく、地域としての課題でもあることを委員で共有することができました。
編集部会より
各部会の活動もコロナ禍で、検討を重ねながら無事終了しました。編集部会も3密を避けて編集を行い、今期のまとめの第26号を発行することができました。世界中の人々が、コロナが終息し笑顔で話し合える日が来ることを願っております。
部会長 三國和俊