中央区役所だより 第342号(令和3年7月11日) 1ページ
最終更新日:2021年7月11日
海を楽しもう!
関屋浜に7月17日(土曜)から8月22日(日曜)まで海水浴場を開設し、海浜事務所を設置します。同事務所には午前9時から午後5時45分まで監視員が常駐し、監視や巡回、事故対応などの業務を行います。
1人ひとり、次のルールを守って楽しみましょう。
安心・安全に楽しむために
海水浴場では、監視員の指示に従い、お互いに気持ちよく過ごしましょう。
- 遊泳区域内で泳ぎましょう
- 体調不良のときや飲酒後は泳がないでください
- 遊泳区域内は水上オートバイなどの乗り入れ禁止です
- ごみは持ち帰りましょう
混雑時には交通規制を実施
交通の安全確保と渋滞緩和のため、一方通行による交通規制を実施します。詳細については、今号の市報にいがた「別冊情報ひろば」を確認してください。
問い合わせ 地域課産業文化振興室(電話:025-223-7054)
新型コロナウイルスの感染予防にご協力を
- 人と十分な距離(できるだけ2メートル、最低1メートル)を確保しましょう。
- 3密(密閉・密集・密接)を避けましょう。
- せきエチケットを実施しましょう。
- 熱中症を予防するため、屋外で十分な距離が確保できる場合は、マスクを外しましょう。
- アルコールなどによる手指消毒をしましょう。
コラム 知りたい!海の中のこと
1.「君は見つけられるか!カラフルな生き物」
市内のほとんどの海岸は浸食を防ぐため、コンクリートの波消しブロックなどで護岸されています。
このような硬くて安定した基質には岩礁性(がんしょうせい)の付着生物が数多く生息するようになり、砂浜と比べ生物相が多様化します。
写真はアオウミウシとシロウミウシで、温暖な岩礁域で見られる、貝殻を退化させた巻貝の仲間です。どちらも水族館裏の水深2メートルほどの海中で、夏に素潜りで撮影したものです。
身近な海でも水中メガネとシュノーケル、足ヒレなどの簡単な装備を着けて潜ってみるだけで、想像以上にさまざまな生物に出会うことができます。
アオウミウシ
シロウミウシ
2.「危険生物にご注意!」
これから迎える海水浴シーズンですが、海の中には危険な生物もいます。
市内で特に注意が必要なのはアカクラゲとアンドンクラゲです。
アカクラゲは直径10センチほどの丸い傘に1メートル以上の長い触手(しょくしゅ)をもち、海水温が高くなる前の7月頃まで見られます。
アンドンクラゲは3センチほどの立方型の傘から20センチほどの触手が伸びたクラゲで、水温が高くなる8月頃からよく見られます。
どちらも触手の毒は強く、刺されると痛み、ミミズ腫れになることもあります。
海水浴での被害を防ぐには、袖や裾の長いもの(レギンスなど)を着用して肌の露出を減らすことが有効です。
アカクラゲ
アンドンクラゲ
マリンピア日本海 展示課 井村 洋之
問い合わせ 同館(電話:025-222-7500)