中央区自治協議会だより 第28号(令和4年2月6日)
最終更新日:2022年2月6日
第28号刊行のご挨拶
自治協議会 会長 佐藤 雅之
「にいがた2km(二キロ)」を軸とした中心市街地の活性化や皆さんの教育、福祉、文化、防災、経済などの更なる向上と、今やるべきことは満載です。また、令和5年度から8年間を見据えた新たな区ビジョンも作成します。自治協議会は区と一体となり皆さんの生活向上の一助となるよう取り組みますので、今後ともよろしくお願いします。
次期区ビジョン基本方針策定に向けたワークショップを開催しました
令和5年度から新たなまちづくり計画が動き出します。昨年11月26日に行われたワークショップでは、自治協議会委員がテーマ別6班に分かれ、現在の区ビジョン基本方針に掲げる目指す区のすがたを振り返り、今後の方向性について意見を出し合いました。
- 開始
これまでの取り組みを評価します。区の事業などについて、良い点と改善点を挙げました。
※テーマ「安心してすこやかに暮らせるまち」については、すべての委員が意見を出しました。
各班のテーマ
・安心してすこやかに暮らせるまち
教育連携、社会教育、協働、健康・福祉、防災・防犯
・魅力的で活力あふれる拠点のまち
商店街、まちなか回遊、都市機能、交流人口
・水と緑が調和したやすらぎのあるまち
水辺、緑化
・未来につながる歴史・文化のまち
歴史・文化、産業、まちなみ - 30分後…班を入れ替え
いろいろな評価を参加者で共有し気づきを促すため、テーマと班を入れ替え意見交換を続けました。
- 1時間後…意見集約
将来に向かって何を重視するか、出た評価と想定される環境の変化を踏まえ今後の方向性を整理しました。
- 発表
班ごとにまとめた意見を発表しました。この意見も踏まえ、区役所で次期区ビジョン基本方針の素案を策定しています。
※感染症対策をして、ワークショップを開催しました。
- 終了
区ビジョン基本方針とは?
区の将来像や目指す方向など、区におけるまちづくりの基本的な方針を示すものであり、新潟市総合計画「にいがた未来ビジョン」の一部として位置付けられています。次期方針は令和5年度から8年間を対象とし、令和4年度中の策定を目指します。
専門部会の活動をウォッチ
今回は、「空き家対策」の調査・研究を始めた第4部会の活動を紹介します。11月11日に全国空き家相談士協会新潟支部の河端浩通支部長より「町内から取り組む空き家問題の解決に向けて」と題する講演会を開催しました。
また、講演会への参加者に「空き家対策」に関するアンケートを行ったところ、主な結果は次のようになりました。
地域の空き家に関するアンケート
Q.あなたの町内(地域)に空き家はありますか?
多くの地域に空き家が存在し、地域団体(自治会・町内会・コミ協)が空き家を把握していることが分かった。
Q.空き家に関して何が課題となっていますか?(複数回答可)
空き家は、防犯、防災、環境などの面で地域全体の課題となっていることが分かった。
アンケート詳細は、12月の全体会議で報告しました。この結果を踏まえ、今後も空き家対策に取り組みます。
全体会議 主な議題・取り組み
10月
- 令和4年度中央区特色ある区づくり予算(区役所企画事業)
- 新潟市財産経営推進計画の策定
- 区ビジョンまちづくり計画 令和2年度の取り組み結果
- 委員提案に基づく討議事項
11月
- 令和4年度中央区特色ある区づくり予算(区役所企画事業)について意見集約
- 除雪体制等の見直し
- 公共施設再編案の作成手順
- 委員提案に基づく討議事項
12月
- 令和4年度中央区特色ある区づくり予算(区役所企画事業)について報告
- 市全体の保育の質の維持・向上に向けた今後の取り組み
- 公共施設再編案
- 委員提案に基づく討議事項
各月の議題に対し、報告・意見聴取を行いました。また、委員からの提案事項に基づく意見交換を欠かさず実施! いずれの内容も区ホームページで公開しています。
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編集部会より
今号ではワークショップと第4部会活動をクローズアップしました。ワークショップでは写真の通り活発な議論が交わされ、委員の意識の高さが伺えました。空き家に関するアンケートでは「町内に空き家がある」比率がとても高くて、改めて大きな問題であることが提起されたようです。次号以降も紙面の許す範囲で協議会開催の模様をお伝えしてまいります。
部会長 田中雅史