中央区役所だより 第374号(令和4年11月6日) 1ページ
最終更新日:2022年11月6日
中学生、区役所の仕事を体験する。
10月4日・5日に、新潟柳都中学校2年生が総合学習で区役所の職場体験を行いました。3人の生徒たちが交通安全の街頭啓発やにいがた2km(二キロ)イベントの準備作業、区役所窓口の見学、中央区だよりの作成業務など、さまざまな仕事を体験しました。
交通安全の街頭啓発をするようす
区役所窓口の仕事を見学するようす
交通安全啓発業務 ドライバーに呼びかけよう!
交通事故防止を図る目的で、西海岸公園駐車場で「安全運転事故はごめん街頭指導所」を実施。生徒たちは新潟中安全運転管理者協会の会員と一緒に、ドライバーに向けた啓発を行いました。チラシや啓発品を配布したり、沿道では「全席シートベルト着用」というプラカードを持ち、交通安全を呼びかけました。
広報業務 中央区だよりを作ってみよう!
区の情報を発信する広報業務の一つに、中央区だよりの作成があります。生徒たちは、マリンピア日本海の紹介をテーマに、取材の準備から施設見学、インタビュー、記事の作成までを体験。
写真撮影のようす
取材の準備
まずは取材の計画を立てます。取材に行った際に「どこを写真に収めたいか」「インタビューではどんなことを聞きたいか」を考えます。
施設見学
準備を終えたら施設を訪問。撮影時、生徒たちはカメラの扱いに苦戦しながらも、水槽を見て楽しむ利用者のようすや展示されている海の生き物を撮影しました。インタビューの際には、自分たちが考えた質問をし、相槌を打ちながら相手の話を書き取りました。
記事の作成
施設見学とインタビューを終え、取材した内容を記事にしていきます。どのような文章を書けばよいかイメージをつかむために、過去に刊行された区だよりを参考に、読み手の立場に立って分かりやすい文章を考えました。
記事作成のようす
区だより作成を体験してみた感想
今回の体験を通して生徒たちは「なかなかできない体験でした。取材では、聞きながら相手の言ったことを書き取るのが難しかったです」と取材の難しさを話していました。また「取材という経験をして、その内容をまとめることができてうれしかったです」と区だより作成の楽しさを話していました。
中学生が作ったミニ中央区だより 海の生き物がいっぱい! マリンピア日本海を深掘り
飼育員に直撃インタビュー
魚類担当 清水 淳平さん
魚について気になることや知りたいことを魚類担当飼育員へインタビュー!
魚の飼育でポイントとなることは?
よく観察することが重要です。魚には人間の言葉は通じないので、色や呼吸、動きなどさまざまな視点から観察して飼育していますね。
魚同士でケンカは起きるの?
魚にも相性があるのでケンカも起きます。私たちから見るとじゃれあっているように見えても実は争っていることもあるので、ひどい時は別の水槽に移し替えて対処しています。
餌のやり方や管理の方法は?
大きな魚から小さい魚へと順番に餌をあげています。また、体調も毎日チェックしています。太ってしまうと、脂肪が食道を圧迫して餌を食べなくなり餓死することもあります。餌一つでも生死にかかわる繊細な生き物なので管理には気を使っています。
中学生の見学レポート
見るだけじゃない! 海の生き物を触って体験!
小さな子どもから大人までヒトデや貝などの海の生き物を実際に触ったり、持ったりすることができます。ヒトデを触ってみると意外に硬くてザラザラしていました。触って体験できるという面白さも魅力の一つだと思います。
さまざまな生き物を展示しているマリンピア日本海
同じ水槽にサメやエイなどが泳いでいる「マリントンネル」が印象的でした。ここでは日本海に生息する魚類を展示しています。ドームのような形をしているので、海中にいるような感覚になりました。
薄暗く静かな場所で見る魚に癒やされる
日本海大水槽では約40種類の魚類を飼育しています。たくさんの魚が見られるこのエリアは薄暗く静かで、とても癒やされます。マリンサファリでは、ゴマフアザラシやトドなどが泳いでいるところが魅力的でした。