中央区役所だより 第395号(令和5年9月17日) 2ページ
最終更新日:2023年9月17日
連載(10) 日和山浜魅力創出事業
つながる人の輪 ハマベリング!!!
中央区では人口減少が進む「しもまち地域」の活性化のため、この地域の認知拡大と市内外の人の流入・交流の促進を図る「日和山浜魅力創出事業 ハマベリング!!!」を実施しています。この取り組みを不定期で連載しています。
問い合わせ 地域課(電話:025-223-7041)
人口減少、少子高齢化の進展などに伴い、地域が抱える複雑・多様化する課題に対して、自治会・町内会などの地縁団体や行政だけで解決することが困難になっています。
ハマベリング!!! では、地域団体や民間事業者、NPO法人などの多様な主体と連携した取り組みを推進しています。
ハマベリング!!!ネットワークを発足しました
持続可能な地域づくりとこれを担う人材づくりを共に推進するため、地域で活動する団体などのそれぞれが持つ強みや専門性を結集し相乗効果を生み出す新たなプラットフォームとして「(仮称)ハマベリング!!! ネットワーク(以下、「ネットワーク」)」を発足しました。
8月23日、第1回会合を開催。しもまち地域やその周辺で活動する各種団体32人が集まり、ハマベリング!!! の取り組みや地域課題などについて活発な意見交換を行いました。
参加者からは、「しもまちエリアの現況と課題をもっと深掘りし、情報共有していきたい」「人と人のつながるネットワークに大きな可能性を感じる」といった感想があり、このような協議の場が継続していくことへの期待が寄せられました。
ネットワークでは、今後も多様な主体同士のゆるやかなつながりによる対話や交流、連携の機会づくりの場として取り組みます。
新潟港海岸シンポジウム
日和山浜がある新潟港海岸(西海岸地区)は、国土交通省北陸地方整備局が浸食対策事業を進め、昨年度に完成しました。
シンポジウムでは、「よみがえった砂浜と未来への利活用」と題して、海岸の利活用に関する取り組みについて発表します。
日時 9月28日(木曜) 午後1時から3時
会場 市民プラザ(NEXT21 6階)
定員 先着300人
申し込み 9月20日(水曜)までにこちらから申し込み
問い合わせ 新潟港湾・空港整備事務所(電話:025-222-6111)
今後の取り組みの進捗は、区ホームページから確認できます。
次回、ハマベリング!!!×トビラを掲載します。
連載(3) 活動的な日常が帰ってきた
生活様式が変わり、さまざまな場面で「ガマン」をすることが多くありましたが、ようやく活動が再開しています。それぞれの地域の様子を連載で取り上げます。第3回は山潟地域で開催したやまがた朝市と京王ふるさと祭りを取材し、活動への思いを聞きました。
地産地消でつながる交流 やまがた朝市
山潟地区で長年愛されている「やまがた朝市」が8月11日に山潟会館で行われ、大勢の人でにぎわいました。
朝市では、鳥屋野潟の水面で栽培された空芯菜や、かぼちゃ、じゃがいも、トマトなどの周辺地域の生産者が丹精込めて育てた夏野菜が並び、訪れた人たちは、生産者との会話を楽しみながら野菜を買い求めていました。
この朝市を主催するのは、山潟地区コミュニティ協議会の皆さん。毎年、夏と秋の2回開催していましたが、ここ数年は中止や規模縮小などの対応をとっていました。
同コミュニティ協議会の大野彦栄さんは、「山潟地区にはおいしい野菜を作っている農家さんが大勢います。農産物を通じて小さなお子さん連れの家族から高齢者まで、多様な世代が集まれる交流の場として、今後も朝市を継続していきたいです」と笑顔で語りました。
秋のやまがた朝市は、11月にデンカビッグスワンスタジアムで開催する予定です。(開催日は現時点では未定)
手作りの祭りで町内を一体に 京王ふるさと祭り
京王ふるさと祭りは、地域の絆を深めようと昭和56年にスタートしました。今年は、久しぶりに開催することになり、改めて内容の見直しを行いながら準備を進めてきました。
京王自治会長の藤原直士さんは、「祭りを通じて、普段顔を合わせることが少ない幅広い世代の人と関わることができます。お互いに知っていると何か起きたときに協力して対応しやすい面もあるので、祭りを再開できてよかったです。今後も行事を通して地域の交流の場を作っていきたいです」と笑顔。実行委員長の稲葉
10月7日(土曜)・10月8日(日曜) 和文化祭
区内にある旧齋藤家別邸と燕喜館の魅力をまちなかで発信するため、日本文化の体験イベントを新潟市民プラザで開催します。各施設の知識を持ち寄り、気軽に生け花や民謡を踊る体験、呈茶を味わうことができます。
日時 10月7日(土曜)・8日(日曜) 午前10時から午後5時 ※8日は4時で終了
会場 市民プラザ(NEXT21 6階)
申し込み いけばな体験教室への参加のみ9月20日(水曜)から電話で同館(電話:025-226-5500)へ
その他イベントの詳細は今号市報にいがた「別冊情報ひろば」や
こちらから確認できます。
呈茶(お抹茶と干菓子)
新潟青陵高校茶道部の学生などがお点前を披露し、お茶を振る舞います。
参加費 500円 ※当日会場で呈茶券を購入。なくなり次第終了。
燕喜館の呈茶
和文化祭特典 イベント終了後に呈茶券の半券を見せると、旧齋藤家別邸または燕喜館で呈茶を100円割引します。
いけばな
作品展示のほか、手ぶらで参加できるいけばな体験教室を1日2回開催します。小学生以下のコースもあります!
定員 両日各回先着16人
参加費 500円
旧齋藤家別邸で実施した作品展の様子