中央区役所だより　第408号（令和6年4月7日）　1ページ

　区の魅力と特色を生かしたまちづくりを進めるために実施する、中央区の令和6年度予算の概要を紹介します。
　地域の皆さんと連携・協働しながら、区ビジョンまちづくり計画に示す4つの目指す区の姿に沿った事業に取り組み、「にぎわう都心、豊かな自然、みなとまち文化が織りなす活気あふれる拠点のまち」を目指します。
問い合わせ　総務課管理グループ(電話：025-223-7082)

　環境整備やイベントの開催により日和山浜を地域資源として活用し、「しもまち地域」の魅力・賑わい創出に取り組みます。

　越後線の高架下に地域の拠点となる公園を整備するための検討を行います。

　「にいがた2キロ」のエリアを中心に視覚障がい者用の誘導ブロックの整備に向けた検討を行います。

　「にいがた2キロシェアサイクル」の利用促進を図るため、駅南エリアにおいて自転車利用施策の社会実験を行います。

　障がいの有無にかかわらず誰もが使いやすい公園や周辺整備の検討を行います。

　鳥屋野潟の認知度と環境意識を高め、市民との協働により、学校への出前講座、鳥屋野潟一斉清掃、他の潟との連携などを行います。

　新潟島の防風対策として、西海岸公園の汐見台エリアにおいて、区民との協働によりクロマツの密度管理や海浜植物園の植栽を行います。

　松くい虫による松枯れ被害を収束させるため、被害木の伐倒・駆除および被害跡地への植栽などを行います。

　地震が発生したときの初動や避難ルートなどを示したリーフレットを作成し、配布します。

　認知症への正しい理解の啓発やはいかい模擬訓練などの地域づくりの支援を行います。

　地域との協働で「赤ちゃん誕生お祝い会」や「交流会」を開催し、子育て世帯と地域がつながるきっかけを作ります。

　安心して子育てができるよう、助産師や保健師などの専門職へ気軽に相談できる講座を開催し、妊娠期から乳児期まで切れ目のない支援を行います。

　関係団体と連携し、糖尿病の正しい知識や予防方法、特定健診受診の重要性を啓発します。

　地域や防災士と連携し、起震車体験や中学生向けの避難所運営・資機材使用講習会を開催します。

　若い世代の発想を取り入れながら市内外に向けて古町芸妓の魅力を発信します。

　新潟シティガイドと連携し、テーマ性のあるまち歩き、情報発信などに取り組みます。

　区自治協議会が地域の課題解決や活性化につながる取り組みを提案し、深掘り調査や効果検証するためのモデル事業などを実施します。

　この度の能登半島地震により被災された皆さまに心からお見舞い申し上げます。被害に遭われた皆さまが一日も早く日常を取り戻せるよう、引き続き職員一丸となって復旧支援に取り組んでまいります。
　さて、いよいよ新年度が始まりました。
　入園、入学、就職など、期待と希望を胸に新たなスタートを切られた方もいらっしゃることと思います。皆さまが心身ともに健やかに、いきいきとご活躍されることを期待しております。
　区では、昨年度から行ってきた「日和山浜魅力創出事業　ハマベリング!!!」において、良好な自然環境に恵まれた日和山浜を活用し、多様な主体が連携しながらイベント実施や環境整備をはじめ、さまざまな取り組みを推進しています。また、連携・協働のプラットフォーム「ハマベリング!!! ネットワーク」が立ち上がり、主体同士のつながりから新たな活動も始まっており、今後の取り組みの広がりに大いに期待しています。今年度、区としましてもリニューアルした西海岸公園を一体として多くの人に訪れてもらえるよう努めてまいります。
　このほか、新潟駅の高架下には新しいバスターミナルが完成しました。南北を縦貫する都心軸の実現により、活発な人々の往来が期待されます。
　こうした変化により新たに創出されたにぎわいを定着化させるとともに、周辺地域への波及効果を図る取り組みを展開してまいります。
　今年度も皆さまとのふれあいを大切にしながら、いただいたご意見を区政へ反映させていく所存です。どうぞ引き続きよろしくお願い申し上げます。
中央区長　佐久間　なおみ