東区役所だより 第297号(令和元年9月1日) 1ページ
最終更新日:2019年9月1日
みんなでのばそう 健康寿命
健康寿命とは、健康上の理由で、日常生活が制限されることなく生活できる期間のことです。健康寿命をのばし、平均寿命との差を小さくすることが大切です。より長く、健康で過ごすために、「体のチェック」と「日頃の予防」を心がけましょう。
問い合わせ 健康福祉課健康増進係(電話:025-250-2350)
特定健診・がん検診で体のチェックをしよう!
特定健診
メタボリックシンドロームの予防・解消に重点をおいた健診です。40歳以上74歳以下の被保険者・被扶養者が対象です。
健診で体の変化に早く気付くことが大切です
健診のメリット
生活習慣病などの自覚症状のない病気を予防できる
重症疾患で急に倒れた患者さんのうち、約6割が健診を受けていませんでした。
病気の早期発見・治療により医療費が安くなる
5年連続健診受診者の年間平均1人あたりの医療費は、受けていない人より約20万円安くなっています。
(出典:新潟市健康寿命延伸計画[アクションプラン] 平成31年3月改定版)
健診を受けるには
検診いっ得?
対象者には、3月末に受診券と案内冊子「検診いっ得?」を郵送しています。冊子に掲載している実施医療機関名簿から選んで、電話で受診の予約をしましょう。
特定健診は保険者が実施します。受診方法は健康保険証の発行元にお問い合わせください。
がん検診
日本人の死亡原因の第1位となっている「がん」の予防・早期発見のための検査です。職場などでがん検診を受ける機会がない人が対象です。
新潟市のがん検診の種類と対象年齢
年齢は令和2年3月31日時点
検診名 | 集団検診 | 施設検診 | 対象年齢 |
---|---|---|---|
肺がん | ● | 40歳以上 | |
胃がん | ● | ● | 40歳以上 (内視鏡検査は40歳・45歳と50歳以上の偶数年齢 50歳以上は前年度未受診者も対象) |
大腸がん | ● | 40歳以上 | |
乳がん | ● | ● | 40歳以上の偶数年齢の女 (前年度未受診者も対象 ※原則60歳以上は集団検診) |
子宮頸がん | ● | 20歳以上の偶数年齢の女性(前年度未受診者も対象) | |
前立腺がん | ● | 50歳以上で5歳間隔の年齢の男性 |
集団検診は、公共施設などに来る検診車で受診できます。日程は、「検診いっ得?」や毎号の区だより2面に掲載しています
施設検診は、病院などの医療機関で受診できます。事前の電話予約が必要です
日頃から予防しよう!
生活の中で+10(プラステン)の運動を
普段から元気に体を動かすことで、糖尿病、心臓病、脳卒中、がんなどになるリスクを下げることができます。運動時間が少ない人は、今より10分多く動くことから始めましょう。
サポートを受けながらじっくり取り組みたい人は 生活習慣改善モニター
メタボ予防・改善のために、保健師や栄養士よるアドバイスを受けながら、スポーツクラブで運動に取り組むプログラムです。
体験者に聞きました
モニターに参加してから体を動かすことが身に付き、体が軽くなって筋力がついたと感じています。ワイシャツの首回り、ベルトの穴が縮まりました。妻の応援もあり食事にも気を付けています。今後も運動を続けていきたいです。
取り組みの成果
体重 -3.9kg
腹囲 -5.5cm
一人じゃなかなか続かない、みんなで取り組みたい人は 仲間と一緒にウオーキング
区のウオーキング教室を卒業した人などが参加する7つのグループがあります。毎月1回から2回程度、四季を楽しみながら区内を中心に歩いています。興味がある人は健康福祉課健康増進係までお問い合わせください。
活動の様子
木曜ウオーキング会
水曜ウオーキング
新規モニター募集
ホームページはこちら
実施期間 令和元年11月から令和2年1月
会場 アクシーひがし(プール)
対象・定員 市内在住の30歳から74歳で
応募要件を満たす人先着5人(詳しい要件は市ホームページに掲載)
参加費 3,000円
申し込み 9月4日(水曜)から健康福祉課健康増進係(電話:025-250-2350)
さらに!食生活にも気を付けよう合言葉は「ちょいしお」でしっかり減塩
食塩のとりすぎは高血圧を引き起こし、脳血管疾患や胃がんなどの発症の原因になります。
1日の食塩摂取量
性別 | 目標 | 新潟市民(平均) |
---|---|---|
男性 | 8g未満 | 10.1g |
女性 | 7g未満 | 9.5g |
(平成27,28年度 新潟市健康・栄養調査)
ちょいしおのコツ
ラーメンのスープは飲み干さない
野菜をたくさん食べる(野菜に含まれる「カリウム」が食塩を体外に排出します)