東区役所だより 第335号(令和3年4月4日) 1ページ
最終更新日:2021年4月4日
令和3年度東区特色ある区づくり事業
人口減少、少子・超高齢社会への対応を最重要課題と捉え、地域コミュニティ協議会、区自治協議会をはじめ地元企業や大学などと連携することにより、協働によるまちづくりと心地よく暮らしやすい地域づくりを進め、地域の魅力づくりに取り組むことで、人もまちも元気で笑顔があふれる東区を目指します。
心地よく暮らしやすいまち
防災出前講座の様子
地域の防災力向上
(拡充) 320万円
「防災出前講座」の開催により、自然災害への備えや、避難の際の感染症対策を学んでもらうことで、地域防災力の向上を図ります。また、地域と小学生による「地域安全マップづくり」を支援し、子どもの防犯力向上を図るほか、防災・防犯・交通安全の各分野のパネル展示による啓発を行います。
地域と取り組む!高齢者見守り訪問・介護予防
(新規) 250万円
第三者の目が届いていないと考えられる高齢者を対象に、感染症対策を講じた見守り訪問を実施して、状況に応じて必要なサービスへの誘導を図ります。また、高齢者全体の支援として、健康づくり・介護予防のため、少人数の教室を地域と協力して実施します。
ウェブでつながるマタニティ期からの子育て応援
(新規) 420万円
妊娠期から父母双方に育児知識を得てもらうための講座や相談会を実施し、知らないことによる虐待リスクの減少と出産後の不安感・孤立感の解消を図ります。
講座や相談会は、新しい生活様式に対応したウェブを用いたリモート開催も実施します。
避難所運営ワークショップ 140万円
みんなで見守ろう認知症!おれんじネット 80万円
歯っぴーすまいるプロジェクト 190万円
美しい東区環境づくり 110万円
魅力あふれるまち
通船川鴎(かもめ)橋付近の工場夜景
産業のまち東区 魅力発信プロジェクト
(新規) 100万円
東区の魅力発信と区民の誇りづくりのため、コロナ禍においても「産業のまち東区」をいつでも誰でも楽しめるように、公式インスタグラムを活用した継続的な情報発信に取り組みます。
東区プラザ開館10周年記念 東区歴史文化プロジェクト
(新規) 150万円
東区プラザ開館10周年を記念し、東区の「まんなか」である区役所庁舎から文化を発信するとともに、東区の歴史の普及啓発活動に取り組みます。
じゅんさい池みらいプロジェクト 350万円
住宅地の中で貴重な緑地環境を有し、観光資源でもある砂丘湖のじゅんさい池を未来につなぐため、自然環境を生かした憩いの空間づくりに努めます。また、地域住民や有識者の意見を踏まえて環境保全や活用方法を検討し、「(仮)じゅんさい池みらいプラン」を策定するとともに、更なる魅力発信に取り組みます。
区自治協議会提案事業
地域課題の解決に向けた調査研究 240万円
地域住民と協働し、地域課題の解決やまちの活性化に取り組みます。3つの専門部会が、それぞれの担当分野について調査研究などを行います。
新しい生活様式に対応したイベント再開への支援
新型コロナウイルス感染症の拡大状況を踏まえ、実施を判断していきます。
東区工場夜景バスツアー 100万円
東区市民劇団公演・東区バレンタインコンサート 350万円
寺山こい来いフェスタでのこいのぼり掲揚など 300万円
個性を生かしたまちづくり
今年度は、区役所庁舎が移転して10年の節目の年になります。庁舎2階の東区プラザでは、開館10周年を記念した文化事業を実施する他、区の歴史の普及啓発にも取り組んでいきます。これまでも、区の〝まんなか〟に位置する拠点施設として、にぎわいや交流の機会を創出してきましたが、今年度も引き続き区役所庁舎を活用した地域の活性化に取り組んでいきます。
また、産業のまち東区の魅力を広く発信するため、好評の東区工場夜景バスツアーやフォトコンテストを実施する他、昨年開設した公式インスタグラムを活用した情報発信にも取り組みます。
さらに、高齢者の見守り訪問や健康づくり教室による高齢者の生活支援、母親の出産後の不安を取り除くための子育て講座をオンラインで実施する他、地域の防災力の向上を図る取り組みなどを通じて、健康で安心安全に暮らせるまちづくりに取り組んでいきます。
新型コロナウイルス感染症の収束は、いまだ見通すことができませんが、感染防止対策を徹底した上で各種事業を展開していきますので、区民の皆様には安心してご参加いただきたいと思います。
今年度も、東区の個性を生かしたまちづくりの他、ウィズコロナ・ポストコロナ時代を見据えたまちづくりのため、区役所職員一丸となって取り組んでいきますので、引き続き皆さまからのご理解・ご協力をお願いします。
東区長 石井 哲也