連載第14回 交通結節点はどこにできるの?(前編)

最終更新日:2013年8月23日

 BRT第1期導入区間では、乗り換えの拠点となる交通結節点を(1)新潟駅万代広場(2)市役所前(3)白山駅駅前広場(4)青山地区の4カ所に設けます。

 全ての結節点に雨風を防ぐ上屋や、バスの接近情報などを知らせる情報案内板を設置するなど、乗り換えの負担を軽減します。

 新潟駅万代広場と市役所前の整備計画案は下記の通りです。そのほかの交通結節点については、次回の連載で紹介します。

※これらはあくまでも計画案です。今後、市民の皆さんの意見を踏まえながら、BRTと接続する路線などを決めていきます。

BRT導入路線図

交通結節点の整備計画案

凡例の説明画像

新潟駅(万代広場)

新潟駅前の整備計画案説明画像

 新潟駅万代広場の交通結節点は主に、鉄道(JR)との乗り換え拠点です。BRTの乗り場を2つ設け、また、路線バスの乗り場として既存のバスターミナルを活用することで、朝夕ラッシュ時などにも対応します。なお、牡丹山・竹尾方面などの路線バスとの接続も計画しています。

市役所前(本館と分館の間)

市役所前の整備計画案説明画像

 市役所前の交通結節点は主に、女池・長潟方面やりゅーとリンクなどの路線バスとの接続を計画しているバス同士の乗り換え拠点です。インフォメーションやトイレなどを備えた待合所を設け、ゆったりと待てる環境を整えます。また、駐輪場を設けることで、自転車を組み合わせた移動もできます。

どうして市役所前に交通結節点が必要なの?

 現在、郊外からのバスが、まちなかで過剰気味に運行しているため、これらのバスを集約する必要があります。女池・長潟方面やりゅーとリンクなどの路線バスは、市役所前を通ってまちなか(古町・新潟駅方面)に入っていくため、その入り口となるこの場所に交通結節点を設けることで集約の効果が高まります(下の図参照)。

現在はまちなかで路線が重複しているが、市役所前に交通結節点を設けることで、各方面から路線が集まり、まちなかに入る「入口」として集約効果が高まる


市報にいがた2426号(平成25年8月25日)掲載

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