充電池使用製品によるごみ処理施設の発火事故が多発しています
最終更新日:2024年11月29日
リチウムイオン電池などの充電池使用製品の増加に伴い、充電池が「燃やさないごみ」として出され、ごみ処理施設での発火事故が多発しています。
リチウムイオン電池は破損すると発火しやすく大変危険です。ごみの出し方、分別ルールを守ることにより安全にごみを処理できるだけでなく、施設の長寿命化にもつながりますので、市民の皆さまのご協力をお願いします。
新田清掃センターでの発火事故の状況
新田清掃センター破砕施設では、全市の「燃やさないごみ」を破砕機で細かく砕いて金属回収しています。
充電池を使用した製品が「燃やさないごみ」として出されると、破砕機で砕かれ、充電池が破損して発火し、火災や事故につながります。
新田清掃センター破砕施設発火事故件数(消防が出動した火災4件を含む)
火災の様子
火災の様子
充電池が使用されている製品の具体例
使用時に、電源コードが不要な家電製品や、充電が必要な家電製品には電池や充電池が入っています。(コードレス、ポータブル、ハンディ、携帯製品)
製品例
加熱式たばこ、電気シェーバー、電動歯ブラシ、スマートフォン、コードレス掃除機など
電池が内蔵された製品
充電池の正しい捨て方
充電池が取りはずせる製品
取り外した充電池は電池類として「特定5品目」の日に出す。
充電池が取りはずせない製品
製品本体ごと「特定5品目」の日に出す。袋に入らない大きなものは「粗大ごみ」に申し込む。
無理な分解は充電池の発火につながり大変危険です。
国の通知等
リチウムイオン電池の処理については全国的な問題となっており、環境省もリチウムイオン電池関係のページを作成しています。
参考としてホームページのリンクを記載します。
リチウムイオン電池発火実験映像
リチウムイオン電池を意図的に破損させることで、発火する危険性を示しています。
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