「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意
最終更新日:2024年7月8日
近年、繰り返し充電して使用できる「リチウムイオン電池搭載製品」は、私たちの生活に欠かせないものとして普及が進んでいます。その一方で、安価で入手しやすい「非純正バッテリー」で火災を伴う事故が多く発生しています。
概要
バッテリーには可燃性の電解液が含まれており、一度発火すると大きな火災に発展するおそれがあります。非純正バッテリーは純正品に比べて"低価格"のものも多いですが、これらの中には安全対策や品質管理が不十分な"高リスク"のものが潜んでいることを認識しましょう。
気を付けるポイント
〇非純正バッテリーが抱えるリスクについて理解する
・設計に問題があり、異常発生時に安全保護装置が作動しない場合がある。
・品質管理が不十分で、通常の使用であっても事故に至る場合がある。
・事故が発生した際に、事業者の対応や補償を受けられない場合がある。
〇メーカーからのお知らせ及びリコール情報を確認する
・バッテリーを取り付ける機器本体のメーカーのホームページに非純正品に関する注意喚起が掲載されているか確認する。
・使用しているバッテリーがリコール対象ではないか確認する。
消費者庁公表資料
「低価格・高リスク」の非純正バッテリーに注意 ~建物が全焼に至った火災も~ (PDF:2,585KB)
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