366号(令和4年7月3日) 1ページ
最終更新日:2022年7月3日
白根大凧合戦
3年ぶりの5日間開催
白根大凧合戦300年の伝統の技 勇ましく
6月2日から6日までの5日間、白根大凧合戦が開催されました。新型コロナウィルス感染対策を講じ、多くの関係者の協力のもと、熱い戦いが繰り広げられました。
6日は天候不良のため中止でしたが、週末となった4日・5日は良い北風(しもかぜ)に恵まれ、東西両岸から揚げられた大凧や巻凧が次々と絡まり、数多くの合戦が行われました。白熱する姿に、観客からは大きな拍手が送られていました。
ウイルス禍で私たちは、当たり前の暮らしを変化せざるを得ない経験をしました。そんな中、凧組の皆さんの雄姿や眼差しは、地域の人や観客の胸を打ちました。
地域一丸となって300年の伝統を継承し、守ることができた令和4年白根大凧合戦でした。
大河津分水通水100周年記念大凧
合戦の瞬間を待つ巻凧たち
24畳の迫力ある大凧
勝負が決まる瞬間
YouTubeで生配信を行いました
引き手同士も間隔を保って
マスク姿で全速力の揚げ手たち
合戦結果
【大凧】 | 優勝の部 | 優勝 | 達摩(だるま)組 | 準優勝 | 大高(おおたか)組 | 3位 | 弁慶組 |
技能の部 | 1位 | 達摩組 | 2位 | 弁慶組 | 3位 | 役者組 | |
【巻凧】 | 優勝の部 | 優勝 | 岩見(いわみ)会 | 準優勝 | さんじ会組 | 3位 | JA新潟かがやき |
技能の部 | 1位 | さんじ会組 | 2位 | 六銭(ろくせん)会 | 2位 | 一心会 |
喜びの声
大凧 達摩組 会長 巻 秀樹さん
週末にいい風が吹き、達摩組らしい凧の揚がりや、いい「かぶり」を大勢の人に見てもらえて良かったです。10年目の糸の力でつかんだ21年ぶりの優勝、優勝の部・技能の部でW優勝し、本当に嬉しいです。
巻凧 岩見会 長橋 正富さん齋藤 泰之さん
発足から30年経って初めて優勝し、喜びでいっぱいです。優勝連覇とW優勝を目指して、来年も頑張ります!
白根大凧合戦こぼれ話
世界に2つしかない『凧合戦用のマンホール』。凧合戦の期間中だけ取り外して、支柱が立てられます。凧が絡んで合戦となった際に、凧綱を結び付けて引き合う時に使います。
西側のマンホールにも支柱が立てられ、合戦の準備は万端。すると1匹の黒猫が!人だけでなく、猫も楽しみにした大凧合戦でした。
今日は良い合戦が見られるかな~♪
区職員も「大河津分水通水100周年」と「大凧合戦」をバッジで盛り上げました!