リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅
最終更新日:2021年3月30日
会期 令和3年4月10日(土曜)から6月13日(日曜)
※月曜休館(ただし4月26日、5月3日、6月7日は開館)
リサが帰ってきた!2回目の新潟開催決定!
ポスター
世界各地で人気を博しているスウェーデンの陶芸家リサ・ラーソン(1931-)。スウェーデンの陶芸制作会社・グスタフスベリ社に26年間在籍した初期から、フリーデザイナーとして90歳を迎える現在まで、リサ・ラーソンは世界各地のアーティストとの出会いに刺激を受け、「小さい動物園」「ABC少女」「社会討論」など多彩な作品群を制作してきました。
本展では、幼少期から近年までの代表作約200点と合わせて、リサの創作活動に大きな影響を与えたアーティストたち-北欧のモダニズムデザイナー・スティグ・リンドベリから日本の陶芸家・濱田庄司まで-の作品約20点などを展示し、創造性豊かなリサの制作ルーツとその源泉に迫ります。
リサ・ラーソン展 創作と出会いをめぐる旅チラシ(PDF:848KB)
会期 | 令和3年4月10日(土曜)から6月13日(日曜) |
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休館日 | 月曜(ただし4月26日、5月3日、6月7日は開館) |
開館時間 | 午前10時から午後5時(観覧券販売は午後4時30分まで) |
観覧料 | 当日券 一般1,000円 大学・高校生800円 中学生以下無料 |
前売券 | 前売券 一般800円(一般のみ) |
主催 | リサ・ラーソン展2021新潟展実行委員会、 |
後援 | スウェーデン大使館 |
特別協力 | リアン・デザイン・ミュージアム |
協力 | フィンエアー、フィンエアーカーゴ |
企画 | アートインプレッション、松屋 |
企画協力 | トンカチ |
協賛 |
生活協同組合コープクルコ、万代シテイ ビルボードプレイス |
あいてマンデ~! | 月曜日でも開館します。今回は4月26日、6月7日(月曜)です。 |
こどもタイム | 会場に音楽が流れるので、親子で会話を楽しみながらご鑑賞できます。 |
展覧会の見どころ
本展では、リサ・ラーソンの初期から近年に至る代表作約200点に合わせて、親交を深めたかつての同僚の作品やリサの思い出がこもったオブジェなどを展示し、温かみあふれるリサの創作の源泉に迫ります。
画像はすべてリサ・ラーソン (c)Lisa Larson/Alvaro Campo
若き日のアーティスト
《リサ・ラーソンが14歳の時に描いた祖父母の家の絵》1945年
スウェーデン南部のスモールランド地方、ハールンダで生まれたリサ・ラーソンは子供の頃から木製の人形を作るなど、芸術的な才能を発揮しました。温かみのある表現はその後、リサの芸術の土台を形成します
形成期 ヨーテボリにて
《ネコ(ユニークピース)》1952-1954年
1949年、リサはヨーテボリのスロイド フォレーニング学校の陶芸科に進学します。彼女はそこで師匠、クット・エークホルム、人生のパートナーのグンナル・ラーソンに出会いながら本格的に陶芸家の道へ進みます。
グスタフスベリ社の工房
《ブルドック(マキシ)》製造1972-1980年代
リサはグスタフスベリ社に在籍した26年間、同工房で一緒に働いた知識豊かな職人たちと刺激し合いながら、ユニークピースのほか、素朴でユーモア溢れる作品シリーズを発表し、成功を収めます。
アメリカでの1年
《木製のトリ》1970年
見知らぬ世界に興味を持っていたリサは1966年、一年間アメリカ西海岸のカリフォルニア大学バークレー校で作品制作の機会を得ました。当時アメリカ社会に登場したヒッピー文化、そしてメキシコやアメリカ芸術に触れたリサは、帰国後、これまでとは異なる大胆な色彩の作品を発表します。
グスタフスベリ社の工房を離れて
《トリの花器》1985年
1980年、グスタフスベリ社を退職したリサ・ラーソンはドイツの陶磁器ローゼンタール社やスウェーデンのガラス工房スクルーフ社など、国内外の仕事を受けるフリーデザイナーとしての新しいキャリアをスタートします。
リサ・ラーソンと日本 両思い
《パンキー/日本限定版(原型作品)》2013年
グスタフスベリ社のアーティスト、ヴィルヘルム・コーゲが日本から持ってきた日本の工芸に触れたリサは、その美しさと優雅さに魅了され、近年まで日本からインスピレーションを得た作品群を多く発表しています。
ミュージアムショップ リサ・ラーソン特集
会期中、ミュージアムショップで展覧会関連グッズを販売します。
スウェーデンから届いた小物や新作アイテムまで大集合!お見逃しなく!
ドリップコーヒー《ドレスアップマイキーシリーズ》5枚入り
※売り切れの際はご容赦ください。
関連イベント
担当学芸員によるスライドトーク
日時 4月25日(日曜)、5月16日(日曜) 午後2時~(各回30分程度)
会場 新津美術館レクチャールーム
定員 35名
申込不要、聴講無料(ただし展覧会の当日観覧券が必要)
※新型コロナウイルス感染拡大防止のため、実施を見合わせる場合があります。
※最新情報はホームページをご確認いただくか、お問い合わせください。
※イベント参加の際には氏名・住所・電話番号の提供をお願い致します。
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