坂井輪地区の歳時記
最終更新日:2012年6月1日
寺尾中央公園のチューリップとバラ
4万本のチューリップと華麗な桜の競演が、春の風物詩として親しまれている寺尾中央公園。「チューリップの遊園地」として愛されていた新潟遊園の跡地に造られました。
また、初夏と秋には併設されたバラ園のバラが見事な花を咲かせ、芳しい香りを放ちます。
西川沿いの桜並木
近隣の自治会や企業・地域住民の手により、西川堤防の遊歩道に桜が植えられています。結婚の記念、成人の記念、孫の誕生祝いにと、人々がそれぞれの思いを込め、地域をあげて植樹作業を行いました。
ゆっくりと散策を楽しんだり、ライトアップを楽しんだりと、春のひとときをお過ごしください。
また、坂井橋の上流には、地域住民の手によりコスモスが植えられており、可憐な花が遊歩道を散策する人々の心を和ませてくれます。
日本海夕日コンサート
砂浜に腰を下ろし、日本海に沈む夕日を眺めながら、思い思いのスタイルでアーティストたちの演奏を楽しめるコンサート。新潟の夏の風物詩として県内外にも広く知られ、毎年約6万人の観客動員を誇ります。
日本海夕日キャンペーンの一環として、市民が主体となって、昭和61年から始まったこのコンサートは、昭和63年から現在の青山海岸で開催されるようになりました。
夏の海水浴
夏になると、海水浴場に浜茶屋(海の家)がオープンし、県内外からの海水浴客でにぎわいます。遠浅で波が穏やか…と海水浴に適しているほか、天気の良い日には佐渡を望むことができます。雄大な日本海と美しい風景に心をゆだねてみてください。
ふれあい坂井輪まつり
地域の商工会が主体となって、毎年9月初旬に寺尾中央公園で開催しています。小・中学校の児童・生徒によるステージ演奏やフリーマーケットなど、地域が一体となるお祭りです。
新通神明宮
新通の中央に鎮座する神明宮は、旧新通村の産土神。一の鳥居から三の鳥居までをくぐり、長い参道を通って社殿へと向かいます。
神明宮には、地元の人々から「弁天様」と親しまれている「厳島社(いつくしましゃ)」が併せて奉られています。
内野に新川が掘られる以前、蒲原平野を洪水から守るために、新通地内には大きな水門がありました。その水門の守り神として奉られたのが、弁天様です。
春秋に祭りが行われ、地域の人々でにぎわいますが、なかでも秋の宵祭りには弁天様に奉納する盆踊りが行われます。盆踊りは、音頭取りと踊り手が即興で掛け合いをする昔ながらの形を残しています。
砂嵐の道
冬、西風が吹く日には、白く広い砂浜は表情を変えます。前が見えないほどに吹き付ける砂のつぶては、吹雪のような激しさで頬を打ち、海岸道路を砂嵐の道へと変貌させるのです。
毎年、冬の訪れとともに、飛砂防止柵の後ろにたまった飛砂を除去する光景が見られます。また、飛砂による交通への障害を防ぐために、市民の皆さんとともに海岸への植栽が行われています。保安林の整備・植林作業や、植栽した植物を飛砂から守るためのスノコ建ても進められています。
坂井神社の二年詣り・初詣
坂井神社は、付近の3つの村が小さな祠を建てて鎮座したのが始まり。寛永3(1626)年頃、長岡藩より現在の社地が寄進され、社殿が建設されました。
暴風の被害を受け、嘉永元(1846)年に再建されて以来、補修改築を繰り返してきました。現在の社殿は平成6年に竣工されたもので、天照皇大神、豊受大神、大国主大神が奉られています。
去り行く年を惜しみ、厳かな気持ちで新年を迎えて1年の無事と平安を祈ろうと、地域の人々が二年詣りや初詣に訪れます。