にいがた市感謝大賞(平成21年10月)
最終更新日:2012年6月1日
同賞は、本市にゆかりが深く、広く市民の皆様に明るい希望と活力を与え、本市の名を高めることに特に顕著な功績があった人・団体に感謝し、表彰するために制定したものです。
この度の受賞者は、日本文理高等学校野球部 大井 道夫監督に決定しました。
これまでの受賞者
平成20年1月 本市出身の作家 新井 満さんと火坂 雅志さん
にいがた市感謝大賞 贈呈式
大井道夫監督は、昭和61年に日本文理高校の前身である新潟文理高校の野球部監督に就任し、23年間に渡り、野球部を指導されてきました。監督就任当時の新潟文理高校は開校3年目。産声を上げたばかりの野球部を一から指導され、平成9年夏、ついに日本文理高校を甲子園初出場に導かれました。
その後、日本文理高校は県内屈指の野球強豪校となり、過去、春夏合わせて7度の甲子園に出場、平成18年春の大会では、準々決勝に進出するなどの成績を収めています。8度目の甲子園となる今年の夏の選手権大会では、並み居る強豪校を強力な攻撃力で次々と撃破、新潟県勢初の決勝戦に進出しました。そして大井監督の長年にわたるご指導が、ついに結実し、決勝戦で見せてくれた「最後の最後まであきらめない」文理野球は、野球ファンのみならず全国に感動を与え、「2009年夏の真の勝利者」と呼ぶに相応しい活躍を見せてくれました。
10月26日(月曜)に行われた授賞式は、日本文理高校野球部の「新潟市スポーツ大賞」授賞式とともに日本文理高校で行われ、表彰状と盾をお送りしました。大井監督は「大変重い賞をいただきました。今後も全国制覇を目指して精進してまいります」と日本文理高校のさらなる活躍を誓ってくださいました。
「全員でつなぐ」野球で全国の強豪に打ち勝った「文理野球」のさらなる進化に期待しています。