庁議概要(令和2年4月1日分)
最終更新日:2020年12月4日
市長より
- 本日は新年度のスタートとなる。皆さん一人ひとりが新潟市役所にとって重要なメンバーであるが、特にこの庁議メンバーは市政運営を行う要であり、本市の政策決定を図り、政策の大きな方向性を決定するかじ取り役である。この庁議メンバーが意見交換を行い、十分に意思疎通を行うことができれば、たとえ今後難しい市政課題があったとしても、必ず乗り越えられると確信している。どうか力を合わせて頑張れるようお願いしたい。
- 令和2年度は、政令市の第二ステージにおいて、拠点都市新潟を目指し、活力ある新潟市を実現するため、集中改革の取組みを着実に実行し、将来を見据えた土台づくりを進める1年となる。皆さんには、都市と田園が調和・共存し、8区が一体となったまちづくりを目指し、私と一緒になって取り組んでいただきたい。特に、本市の重要課題である人口減少社会への対応、拠点性の向上、経済産業の活性化を推進する施策を進めながら、福祉、健康寿命の延伸、医療、防災など「誰もが安心して暮らせるまちづくり」に取り組み、しっかりと前進をしていきたい。
- 新型コロナウイルス感染症の影響が世界中を覆っている非常事態であるが、引き続き本市としてできる限りの対応を行い、感染拡大を防いでいこう。また、経済をはじめとする本市への影響が深刻化してくると懸念しているが、しっかりと対応していただきたい。
高橋副市長より
- 新型コロナウイルスの感染拡大防止、事業や施設の延期や休止などに当たっては、市民の皆様からご理解とご協力を頂きながら取り組んでいる。その際に重要なことは、日々更新される情報を正しく伝え、その判断の理由、あるいは背景を適切に伝えていくこと、説明していくことだと考える。加えて、その前提となる信頼を得ているかどうかが大変重要になる。庁内における連携を適切、有効なものとするためにも、必要かつ十分な情報共有と説明に努めていただきたい。
- この機会に、それぞれが扱っている制度や業務の役割を再確認していただき、改良、改善につなげることで、非常時後のよりよい市政が実現できると思う。思考を停止させることなく、万全の準備をしていただきたい。
- 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止について、保健衛生部を中心に保健師、医師をはじめとした関係職員らが懸命に取り組んでいる。直接関わっていない職員もいるとは思うが、一人ひとりが家族を含めた感染拡大防止に努め、また過剰に萎縮することなく仕事に努めていただきたい。また、身近な地域活性化にも取り組んでいただければと思う。
- 令和2年度は、大きな振れ幅を持つ年度となる。中原市長のもと、心して市政に当たっていこう。
朝妻副市長より
- 新年度のスタートに当たり、お願いしたいことが一点ある。意思決定に際しては、十分、議論を重ねていただきたいということだ。説明責任を果たすという意味でも、そのプロセスを大事にしていただきたい。
前田教育長より
- 新学期から学校園を再開することにしているが、学校現場と行政が一丸となって、子どもたちの安全・安心に留意しながら、質の高い教育を提供し、将来の新潟市をしっかり支える人材を育てていきたい。皆さんにも職員として、保護者として、また地域の人材として、連携、協力をお願いしたい。
- 今年度も教育委員会は、明るく前向きに、しなやかにたくましくを合言葉に取り組んでいくので、学校現場ともどもよろしくお願いする。
佐藤水道局長より
- 水道事業は、10月で開設から110年という節目を迎える。それを契機に今後の水道事業の在り方をきちんと考えていく年にしていきたいと思うし、経営理念である「すべてのお客さまに信頼される水道」の実現に向けて取り組んでいくので、皆様方からもご協力いただきたい。
高井代表監査委員より
- 内部統制制度が本日からスタートする。また、年度早々には研修会や推進会議が発足するということを聞いている。これらの取組みは、市民の皆様から信頼される行政運営を確立するためのものであるので、監査委員としても、様々な面で関係していきたい。
片柳病院管理者より
- 新潟市民病院は、新潟医療圏で重症・専門・救急医療を担っており、市民の安心・安全を第一に考えた医療を行っている。しかしながら、このたびのCOVID-19(新型コロナウイルス)により、感染症対策と救急医療との両立の厳しさを実感している。
- 心身ともにきついCOVID-19の患者に携わっている職員には、心身の健康管理を第一に考えながら診療に当たってもらっているが、まだ収束が見えない状況であるので、保健衛生部、保健所、消防、市内のほかの医療機関と協力しながら、この危機を乗り越えていきたい。
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