市報にいがた 令和2年11月15日 2731号 4面
最終更新日:2020年11月15日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(4) ~西蒲区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は西蒲区を訪れました。
北国街道まち歩きガイドの竹内みよ子さんが案内。「昔は田舟を使って潟にたまる泥を上げ、水田に利用していました」
今回の見どころは?
角田山の麓にある上堰潟(うわせきがた)公園です。
上堰潟は昔、農業用水などに使われていましたが、次第に利用されなくなり陸化していました。それを掘削・復元した珍しい潟です。
平成10年に現在の形に整備され、今も海から潟の直下までサケが遡上(そじょう)するとお聞きし、驚きました。四季折々に菜の花や桜、コスモス、わらアートなどが楽しめ、当日も多くの人が訪れていました。
ほかにもお薦めはありますか?
北国街道沿いにある「種月寺(しゅげつじ)」を訪れました。文安3年(1446年)に開山した曹洞宗(そうとうしゅう)の寺院で、国の重要文化財に指定されています。
本堂とこけむした庭、銀木犀(ぎんもくせい)の古木が見事な「開山574年」の歴史ロマンを感じさせる名刹(めいさつ)です。
種月寺住職の寒河江(さがえ)さん。「本堂は天井が高いことが特徴。かやぶき屋根はビル6階相当の高さがあります」
西蒲区の魅力は?
海に面し山に囲まれた豊かな自然や温泉をはじめとした「観光」のほか、酒蔵やワイナリー、ミシュランガイドに掲載された飲食店・温泉旅館などがたくさんあり、「食」も魅力の一つです。名所を巡る「にしかん観光周遊ぐる~んバス」が、12月27日までの土曜・日曜に運行しています。ぜひ西蒲区の魅力を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
観光施設「いわむろや」から「ぐる~んバス」に乗るのがお勧め。買い物や足湯も楽しめる
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