市報にいがた 令和3年2月21日 2737号 4面
最終更新日:2021年2月21日
中原市長が行く 八区魅力発見(7) ~江南区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は江南区を訪れました。
今回の見どころは?
歴史ある袋津(ふくろづ)地区です。まち歩きガイドの伊藤純一さんによると「袋津は砂丘の上にできた村で、500年以上の歴史があります。農家の副業だった織物工業で栄えました」とのこと。迷路のような細い道に、繁栄の歴史を伝える蔵や板塀が点在し、どんどん歩きたくなります。
どこを訪ねましたか?
袋津にある2店舗を訪ねました。
亀田縞(じま)を生産している立川織物さんでは、新潟は日本最北の綿産地で、かつて亀田縞が北前船で東北や北海道などへ出荷されていたお話を、新(あたら)し屋(や)酒店さんでは地元産の米から作られた日本酒のお話などをお聞きしました。どちらも新潟の誇る名産品です。
事務所に改装した蔵の前で撮影。地元を盛り上げようと、夜間ライトアップも行う
立川織物の工場の様子。「柔らかく丈夫で、素朴な風合いが特徴です。昔から続く製法で生地を作っています」
新し屋酒店。「店舗の外壁に周辺の地図を描きました。袋津を楽しんでほしいです」
江南区の魅力は?
江南区は工業団地や大型商業施設が多い一方、広大な優良農地に恵まれ、稲作のほか梅、梨、ナスなど多彩な農産物が生産されており、都市的なたたずまいと緑豊かな自然が共存しています。
また、伝統芸能のほか、北方文化博物館など歴史や文化が大切に受け継がれています。ぜひ江南区の魅力を体験しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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