市報にいがた 令和3年3月21日 2739号 4面
最終更新日:2021年3月21日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(8) ~中央区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は中央区を訪れました。
今回の見どころは?
西船見町にある日和山展望台に行きました。新潟シティガイドの小野塚昭美(おのづかあきみ)さんと二瓶芳枝(にへいよしえ)さんによると、「日和山の名前は、北前船の運航や海の様子などを確認する場所だったことに由来します。砂丘の上の高台にあるため、展望台から市街地や佐渡などが一望できます」とのこと。
明治13年まで、日和山は海岸線より400メートルほど内陸にある日和山住吉神社(東堀通13)の場所にありました。河口から出る土砂が堆積して砂浜になり、まちが広がっていったことが分かります。
展望台の高さは約9メートル。訪ねた日はあいにくの曇り空でした ※展望台は修繕のため3月末まで利用中止
ほかにもお薦めはありますか?
明治時代まで「寺町通り」と呼ばれていた西堀通りと、近年リノベーションを行った上古町(かみふるまち)商店街を訪ねました。
西堀通りには28もの寺院が砂丘の縁に沿って建っており、その一つである瑞光寺(ずいこうじ)さんで會津八一(あいづやいち)の墓と歌碑のお話をお聞きしました。上古町商店街では、1871年創業の金巻屋(かねまきや)さんの店内にある北前船の模型を見せていただきました。
左から新潟シティガイドの小野塚さん、中原市長、瑞光寺住職の桑原弘光(くわばらひろみつ)さん、同ガイドの二瓶さん
金巻屋の金巻栄作(えいさく)さん。「今の時期は桜餅がお薦め。当店は新潟で初めて桜餅を作った店です」
中央区の魅力は?
中央区は新潟市の交通軸の要に位置し、都市機能が集積する一方で湊町(みなとまち)を感じさせる歴史的建造物が残り、鳥屋野潟などの自然も豊かです。ぜひ中央区の魅力を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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