問い合わせ　広聴相談課（電話：025-226-1025）

新潟人権擁護委員協議会
事務局長　大島研一（おおしま けんいち）さん

　「新型コロナ」を恐れる私たちの心が偏見や差別を生み出し、ウイルスの封じ込めを困難にしています。しかも、それはさらなる弊害をもたらしています。
　一つは、自分が非難や差別をされることを恐れ、必要な相談・検査を受けることをためらい、結果的に感染拡大を助長してしまうことです。二つ目は、最前線で感染者の対応に追われ休む間もない医療従事者やその家族の疲弊です。まさに風評被害や嫌がらせに神経をすり減らしています。
　彼らを誹謗（ひぼう）中傷するのではなく、「社会全体で応援し支えるべき人たちだ」と声を上げることこそが、新型コロナウイルスの封じ込めにつながるものと確信しています。「身体の距離は遠く、心の距離は近くに」を心に置いて、身近な人と支え合うことから始めましょう。
　当協議会では電話相談を受け付けています。不安に思うことがあったら、一人で悩んだり抱え込んだりしないで気軽に電話してみませんか。

常設人権相談　電話：025-222-1564
※月曜から金曜午前8時30分から午後5時15分。人権擁護委員などが相談に応じます

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