市報にいがた 令和3年8月15日 2749号 4面
最終更新日:2021年8月15日
中原八一市長が行く 八区魅力発見(11) ~北区編~
近距離で地域の魅力を再発見する「マイクロツーリズム」が注目を集めています。今回は北区を訪れました。
今回の見どころは?
北区役所から歩いて5分ほどの常盤町(ときわちょう)通りで開催される葛塚市(くずつかいち)です。まち歩きガイド北宝隊(ほっぽうたい)の田辺修一(しゅういち)さんによると「葛塚市は、江戸時代に始まって今年で260年の歴史のある市(いち)です」とのこと。約70軒の出店があり、新鮮な魚介類や旬の枝豆、トマト、ナス、スイカなどが並んでいました。当日はあいにくの雨でしたが、皆さんの元気な掛け声と笑顔が印象的でした。
葛塚市の様子。1日・5日・10日・15日・20日・25日の月6回、午前8時から午後1時ごろまで開催
ほかにもお薦めはありますか?
石動(いするぎ)神社です。北宝隊の松田好博(よしひろ)さんによると「神社の建つ場所が『葛塚』の地名の発祥の地で、小高い丘にある木に葛が絡まる姿から村の名が葛塚になったと伝わっています」とのこと。開市(かいち)神社もお薦めで、「葛塚市を開くことに尽力した遠藤七郎左衛門が祭られています」と北宝隊の高村浩(ひろし)さんに教えてもらいました。
石動神社。1715年創立と伝わる葛塚で最も古い神社
開市神社。左から北宝隊の高村浩さん、中原市長、田辺修一さん、松田好博さん
北区の魅力は?
福島潟を代表とする豊かな自然はもちろん、歴史や文化に触れることができます。それらを紹介した「北区のお宝マップ」を北区郷土博物館と北区役所で配布しています。同館で歴史を学び、マップを片手に北区の魅力を探しに出掛けてみてはいかがでしょうか。
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