市報にいがた 令和5年11月5日 2802号 5面
最終更新日:2023年11月5日
連載 若手料理人お薦め! 新潟の「おいしい」食材(4)
新潟市若手料理人コンテストの入賞者が、今が旬の市内産農水産物を紹介します。
問い合わせ 食と花の推進課(電話:025-226-1802)
新潟市若手料理人コンテストとは
新潟市の食の魅力を、料理を通じて発信する若手料理人のコンテスト
甘さが魅力の「いもジェンヌ」
西区で栽培されているサツマイモ「いもジェンヌ」が誕生したのは今から約10年前。かつて西区の砂丘地では葉タバコが作られていました。たばこ産業の衰退を機に、水はけの良い砂丘地に適したサツマイモが作られるようになり、ブランド化しました。「いもジェンヌ」の品種は「べにはるか」です。収穫後、温度や湿度を管理した貯蔵庫で1カ月程度貯蔵することで熟成が進み、普通の「べにはるか」よりも濃厚な甘さが生まれます。
日本料理 古門
前田 裕貴さん
子どもから年配の人まで幅広い年代に人気のある「いもジェンヌ」。サツマイモ料理の定番「焼き芋」もおいしいですが、私が考案した「いもジェンヌのがんもどき」のレシピもぜひ一度試してみてください。
<プロフィール>
料理の道へ進んでいた兄の影響で、料理の専門学校へ進む。東京の老舗日本料理店で修業をした後、新潟にUターンした。「新潟市若手料理人コンテスト」では2018年にグランプリ、2021年に準グランプリを獲得。四季折々の素材を引き出す和食の伝統を守り、その魅力を伝えている。
前田さん考案のレシピはこちらから
https://cookpad.com/recipe/7575835
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