にいがた共育通信 令和4年度 第105号
最終更新日:2022年11月30日
地域と学校ウェルカム参観日
地域と学校ウェルカム参観日とは
上所小学校での様子
「地域と学校ウェルカム参観日」は、地域と学校が一緒になって取り組む様子を広く市民に公開する学校公開日です。市立のすべての学校で進めている『地域と学校パートナーシップ事業』の取組をより広く市民の皆様に知っていただくことをねらいとしています。また、可能な範囲で、区内、市内に「地域と学校ウェルカム参観日」実施校の取組をPRする場としています。コロナ禍における新しい取組を工夫しながら、今年度は市内8校で実施しています。
参観については事前に、学校からのおたよりや市報等でお知らせします(各学校により、参観対象者が異なり、事前に申込みが必要な場合もあります。)。
ぜひウェルカム参観日にお越しいただき、各学校の取組と「地域と学校パートナーシップ事業」についてより深く知っていただけるとありがたいです。
実施校 | 日時 | 取組の概要 | |
---|---|---|---|
1 |
味方 |
7月9日(土曜) |
味方中学校と合同で地域防災学習を行いました。1年生から4年生は各学級で水防災の授業、5年生・6年生は中学生と合同で地形と避難所について考えました。その後、地域コミュニティ協議会のリードで非常時の避難行動を確認しました。小中連携、そして地域連携と協働性が発揮された活動でした。 |
2 |
内野 |
9月10日(土曜) |
創立150周年を機に、改めて地域のよさや課題等を学習し、地域をよりよくする方法を調べ、実践したことを発表し、地域を大切にしていく気持ちを高めていました。地域の方に授業で講師を務めていただき、また多くの地域の方からご参観いただき、地域の力を活用して連携することができました。 |
3 | 南浜 |
9月16日(金曜) |
教育活動の中核となる「南浜農園」の取組について発信しました。「南浜農園活動、これからも続けていってほしいです。地域の方の協力もあってこの活動が続けられていると思います。この活動が発展して産業や地域の魅力につながればよいなと思います。」など、温かい感想をたくさんいただきました。 |
4 | 上所 |
10月8日(土曜) |
高学年有志で組織した地域交流委員会とPTAや鳥屋野地区公民館などの団体などが連携して上所地区の秋まつりを企画運営しました。児童や保護者、地域住民が出店やものづくり体験、ナイトウォーク、花火大会などに参加し、地域が一体となる楽しい時間を過ごすことができました。 |
5 | 鎧郷 |
11月3日(木曜) |
鎧郷地域を盛り上げるために、「地域一体型文化祭」を開催し、地域に伝わる太鼓や盆唄の披露と地域住民の絵画等の作品展示を行いました。高学年は合同授業で、お弁当の販売戦略として「商品を広報する方法」に焦点をしぼり、店主や地域住民と真剣に話し合って、考えを高めることができました。 |
6 | 小新 |
11月16日(水曜) |
避難所運営ゲームを公開しました。避難所に指定されている自校の校舎図に、避難者の年齢・性別・それぞれが抱える事情が書かれているカードを班で相談しながら配置し、避難所運営時の様々な出来事に、どう対応していくかを疑似体験しました。悩むこと・考えることが大きな学びとなりました。 |
7 | 濁川 |
11月19日(土曜) |
「地域と共にある学校づくり」の一環として、水害を中心に地域防災をテーマに全校生徒と地域住民、防災士が協働して活動しました。ハザードマップを用いて、防災の視点から地域について語り合い、生徒の地域の課題に対する問題意識が高まるとともに、地域の学校への関心が高まりました。 |
8 | 新津第一 |
1月13日(金曜) |
「知性と笑顔あふれる学校」のスローガンのもと、地域・保護者・学校が一体となって子どもの育ちと学びを育んでいます。参観日当日は、地域関係団体と連携した「わくわく体験教室」を開催します。地域に親しみ、育ち学ぶ子どもの姿を、どうぞご覧ください。 |
11月までに実施した学校については、取組の様子についてご紹介しました。
(問合せ先 地域教育推進課 電話:025-226-3277)
「ほんぽーと開館15周年記念展示について」(ほんぽーと15年のあゆみ、黒井健作品感想画展「ころわん」や「ごんぎつね」の世界へ、他)
ほんぽーと新潟市立中央図書館は、令和4年10月に開館15周年を迎えました。
そこで、新潟市新津美術館で10月29日から開催中の「-画業50年のあゆみ- 黒井 健 絵本原画展」に合わせ、黒井健さんにまつわる催しを行いました。
黒井健さんは新潟市出身の絵本画家で、平成22年から、ほんぽーとこどもとしょかんの名誉館長を務めてくださっています。こどもとしょかんのシンボルキャラクターであるカンガルーの「るーぽん」は、黒井さんにデザインしていただきました。また令和2年度は、「第三次新潟市子ども読書活動推進計画」のシンボルマークも製作していただきました。
新潟市のうちどく(家読)ロゴマーク
「第三次新潟市子ども読書活動推進計画」シンボルマーク
黒井健作品感想画展「ころわん」や「ごんぎつね」の世界へ(令和4年10月6日(木曜)から11月1日(火曜)開催)
黒井健さんの作品に関する子ども達の感想画を展示しました。新潟市立鏡淵小学校(4年生・5年生)、新潟市立宮浦中学校(制作部)、新潟市立万代高等学校(3年美術選択生徒)がそれぞれ作品をご提供くださいました。
新潟市立鏡淵小学校の4年生は、黒井さんの著作の本から気に入った場面を絵に表しました。黒井さんの優しい作風を生かして自分なりに工夫して表現してくれました。
5年生は、絵本『ごんぎつね』から一文を選び、絵に表しました。ごんや兵十の行動を自分なりに想像し、色も工夫して表現してくれました。
新潟市立宮浦中学校制作部では、黒井さんの作品から感じられる優しく温かい雰囲気を、パステルや色鉛筆、透明水彩絵の具を使って表現してくれました。
新潟市立万代高等学校美術選択の3年生さんは、黒井さんの関わった絵本を読んで、自分なりに考えた場面を見事に表現してくれました。
また、新潟市立明鏡高等学校の学生ボランティアが、折り紙や飛び出す絵本の掲示物を製作し、展示に彩りを添えてくれました。
展示標題下のコスモスも折り紙で丁寧に製作してくれました。
こどもとしょかん近くの展示コーナーでも、黒井健さん関連の展示を行いました。
黒井健さんの みんなが選んだベスト絵本
春の読書週間にこどもとしょかんで行った人気投票の結果を紹介しました。
1位『とってもとってもいいきもち』(やすい すえこ/作 黒井 健/絵 フレーベル館)
2位『あのね、サンタの国ではね・・・』(黒井 健/絵 嘉納 純子/文 偕成社)
3位『ネコノテパンヤ』(高木 さんご/作 黒井 健/絵 ひさかたチャイルド)
『まんまるねんね』(黒井 健/さく ほるぷ出版)
皆さんからの投票で選ばれたこの4冊の絵本の原画は、新潟市新津美術館で開催されている「-画業50年のあゆみ- 黒井 健 絵本原画展」に特別出品されています。
ほんぽーと司書がおすすめする黒井健さんの絵本
秋の読書週間に読んでいただけるよう、ほんぽーとの司書による黒井健さんの作品紹介も行いました。
ほんぽーと中央図書館15年のあゆみ
ほんぽーと開館からの15年間を写真やポスター、広報誌などで振り返りました。
3周年の時にお披露目された黒井さんデザインの「るーぽん」も登場。
来館された方からはあたたかい応援メッセージをいただきました。
「いつも本を借りています。ありがとう。」というお礼の言葉や「15周年おめでとう」というお祝いメッセージなどをたくさん付箋に書いていただきました。
多くの方にご来館いただき、ほんぽーとの歩みや子ども達の豊かな想像の世界を楽しんでいただきました。
なお、新潟市新津美術館の「-画業50年のあゆみ- 黒井 健 絵本原画展」は12月25日(日曜)まで開催中です。ぜひ足をお運びください。
新潟市立図書館ホームページのご案内
(問合せ先 中央図書館 電話:025-246-7700)
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