2022年度コレクション展
2階常設展示コーナーでは、新津美術館の所蔵品を紹介しています(観覧無料、開催日は開館日に準じます)。
2022年度 コレクション展
コレクション展1 水の様態―雨、靄、湿気
2022(令和4)年5月28日(土曜)~7月28日(月曜・祝日)
休館日 月曜日(ただし5月30日、6月27日、7月18日は開館)
観覧無料
雨はどのようにして描かれ、表されてきたのでしょうか。日本では、歌川広重の浮世絵《大はしあたけの夕立》にもみられるように雨の軌跡を線で描く文化があり、その手法は漫画やアニメにも受け継がれています。しばしばヨーロッパでは、降ってくる雨そのものではなく、水たまりや雨雲、雨傘を差している様子を描くことによって雨を示唆する表現が見られます。
本展では、当館所蔵品より、雨をモチーフにした作品をはじめ、靄や湿気、しずく、しぶきを描写した作品を展示し、水を表現することの難しさと面白さに注目します。湿潤な気候風土に育まれた日本的感性を、さまざまな作家たちの作品に見出すことができるでしょう。それぞれの水にまつわる多様な表現をお楽しみください。
2022年度コレクション展1 出品リスト(PDF:74KB)
コレクション展2 青の魅力
2022(令和4)年7月30日(土曜)~9月25日(日曜)
休館日 月曜日(ただし8月15日、9月12日、9月19日は開館)、9月20日(火曜)休館
観覧無料
当館所蔵品の中から、「青」という色に注目して選んだ作品を展示します。一口に青色といっても、よく晴れた夏の空のような明るい空色や、海の底のように静かで深い群青、あるいは暮れゆく空の紫がかった青、青磁にみられる透明な青緑等、様々な青があります。
本展では、夏の水辺を描いた作品や、時間ごとに移り行く空をとらえた作品等、青が使われた表現を紹介するとともに、絵具や精製顔料、原料の鉱物等もあわせて展示し、青という色を多角的に展観します。
2022年度コレクション展2 出品リスト(PDF:71KB)
コレクション展3 とり、とりどり
2022(令和4)年10月29日(土曜)~12月25日(日曜)
休館日 月曜日(ただし11月21日、12月19日は開館)
観覧無料
本展の主題、鳥。風流の対象を指す「花鳥風月」という言葉があるように、鳥は美術や詩、音楽、映画、演劇などさまざまな芸術の分野で馴染み深いモチーフのひとつです。鳥が登場する作品というと何が思い浮かぶでしょうか。
ここ新潟県には10月頃から白鳥が飛来するほか、当館に隣接する県立植物園の大きな池では同じ頃から渡り鳥の鴨を見ることができます。
この時期に合わせ、当館所蔵品の中から鳥を表現した作品を集めて展示します。
2022年度コレクション展3 出品リスト(PDF:77KB)
これまでのコレクション展
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