連載第9回 連節バスの性能は?
最終更新日:2013年7月5日
本市がBRT運行区間で導入を目指している連節バスは、低床型の車両が2両連結する構造で、路線バス約2台分の輸送力があります。
右左折は路線バスとほぼ同様にでき、スリップやジャックナイフ現象(連節部分が“くの字”に折れ曲がる現象)を防止する機能が備わっています。雪道にも対応可能で、ストックホルム(スウェーデン)やバンクーバー(カナダ)など雪の降る地域での運行状況などからも、大きな支障はないと考えられます。
乗降口は3つあり、車いすなどでも利用しやすいようスロープを取り付けることもできます。
連節バスを製造しているメーカーは現時点で国内になく、外国製となります。外国製に対する心配の声も寄せられていますが、その性能や国内外の運行実績から見ても、特別故障しやすいものではありません。車両選定の際には、メンテナンス体制なども十分に考慮します。
岐阜市内で運行されている連節バス「清流ライナー」の車内
雪道を運行する連節バス(スウェーデン・ストックホルム)
市報にいがた2419号(平成25年7月7日)掲載
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